リライト・ライト・ラスト・トライ

第十六章

1.選択肢



 わたしとミーシアさんとロウガさんは、宿屋の一室で、トウイかハリスさんがニコを見つけて連れてきてくれるのを、ひたすら待っていた。
 窓からじっと外ばかりを見ているわたしを気遣ってか、ミーシアさんは、これからの予定をあれこれと考えては、朗らかな声で提案した。この街ならある程度お店もあるようですし、たくさんお菓子を買い込んでいきましょうか、でもあまり甘いものを食べさせてばかりではいけませんかしらね、だったら他にもっと栄養のあるものを見つけたほうが……
 それらを聞いているうちに少し胸が軽くなってきて、わたしはようやく窓から視線を外し、ミーシアさんたちのほうを向いた。
 そうだよね、あまり心配しすぎてじりじりしているのもよくない。帰ってきたニコを委縮させてしまうかもしれないし。ここはニコの故郷なんだもの、わたしたちに言いたくないことで、しておきたいことが何かあったのだろう。
 ニコが戻ってきたら、いつものように出迎えてあげればいいんだ。何のために出ていったのか、その気になったら教えてくれるはず。言いたくなかったら黙っていてもいい。早起きしてお腹が空いているだろうから、たくさんご飯を食べさせて、それから──
「やっぱり、いっぱいお菓子を買っていきましょう」
 草原地帯に向かうにつれて、ますます物資は手に入りにくくなっていきそうだ。買えるところで買っておかなければ、これからどうなるか判らない。
 わたしの言葉に、ミーシアさんがにこにこしながら頷いた。
「ええ、そういたしましょう。ニコが帰ったら、食事をして、それから一緒にお店を廻りましょうね」
「はい」
 返事をしてから、ちらりと窓の外に視線をやる。

 早く帰ってこないかな。
 リスみたいに口いっぱい食べ物を詰め込んで、一心不乱にもぐもぐしているニコの姿が見たい。
 弾けるような笑顔を見て、安心したい。

「二人とも、あまり甘やかしすぎるのもどうかと。やはり子供というものは、少しは厳しく躾けることもしなければ」
 ロウガさんが真面目くさった顔で、お父さんみたいなことを言った。ミーシアさんにはとことん甘く、ニコにえへへと笑われればなんでも許してしまいそうなロウガさんが言っても、あんまり説得力がないけど。
 わたしと同じことを思ったのか、ミーシアさんが意味ありげにこちらを見て、くすくす笑った。
 もう一度窓のほうを向くと、薄汚れたガラスには、外の風景と重なるようにして、わずかに口元を緩めたわたしの顔が映っている。
 どんよりとした雰囲気の街だけれど、昇ってきた陽に照らされつつある朝の景色は、石で造られた家々が白く染め上げられていくようで、それだけでも受ける印象が異なった。建物がくっきりと浮かび上がり、強調された影とのコントラストが綺麗だ。
 今日の午後にはこの街を発って、また草原地帯までの道のりを進んでいくことになるだろう。わたしの頭に浮かぶのは、目の前の眺めのように明るい、「これから」 のことばかりだった。
 トウイが手綱を握る馬に乗って、今日はニコとどんなお喋りをしようか。買ってあげたワンピースを着せてあげてもいいな。ハリスさんやメルディさんに褒めあげられたら、ニコが恥ずかしがって隠れちゃうかもしれない。トウイだって、ロウガさんだって、ニコが相手なら、さすがに 「可愛い」 くらいは口に出せるだろう。ていうか、蹴っ飛ばしても言わせるけどね。

 ──はやく帰ってこないかな、ニコ。



          ***


 しばらくしてから、トウイがニコを抱いて戻ってきた。
 ニコは、何も話さず、笑わず、動きもしなかった。
 宿屋の粗末なベッドの上にニコの身体をゆっくりと乗せて、トウイが下を向いたまま、ぽつりぽつりと言葉を落とす。ミーシアさんが悲痛な叫び声を上げて、横たわるニコに縋りつき、どうして、と泣きじゃくった。
 同じく戻ってきたハリスさんが、今までに見たことがないほどの怖い顔つきで、何かを罵るように声を荒げた。ロウガさんは蒼白になって、小さな子供と、突っ伏して泣き声を上げる妹に、厳しい目を据えつけている。
 ──わたしは。
 わたしは、ちっとも、判らなかった。トウイが何を言っているのか。ハリスさんが何を怒っているのか。ロウガさんが何を見ているのか。ミーシアさんが何を泣いているのか。
 ニコが、どうして動かないのか。
 わたしは部屋の隅で一人立ち尽くし、薄い膜を隔てたような現実感のなさで、ただ、目の前の出来事を眺めていた。
 必死に激情を抑えつけるようにして、途切れ途切れに声を出すトウイの説明も、耳から入ってそのまま抜けていく。頭に残らない。ドヌクがどうしたって? そんなわけない。そんなことが、起こるわけがない。だって、あそこにはもう近寄らないようにね、って、わたし、言ったじゃない。
 ニコも、うんわかったと、返事をしたじゃない。
 トウイがニコの小さな手に、そっと触れた。壊れ物を扱うような、繊細な手つきだったけれど、彼のその手は、ぶるぶると小刻みに震え続けていた。トウイはずっと下を向いたままで、どんな表情をしているのかまったく見えない。
 握られていた手の平を開くと、その中から出てきたのはキラキラと光る透明な石だった。

 それを見た途端、わたしの中でぱりんと何かが音を立てて砕けた。

 くるりと身を翻すと、わたしはドアを叩き壊すような勢いで開けて、そこから逃げだした。
 そのまま廊下に出て、勢いまかせに隣の部屋の中へと飛び込む。
 誰の顔も見たくなかった。何も見たくなかった。何も聞きたくなかった。理解することを、脳が全力で拒んでいた。
 わたしが入ったのは、トウイたちが寝泊まりするほうの部屋だ。今は、誰もいない。
 誰もいないはずの、無人の──


「やあ、ボクの守護人」
 逃げ込んだ先には、真っ白な地獄が待っていた。


          ***


「久しぶりだね。キミ、今まで用心深く、一人で部屋の扉を開けないようにしていたんだろう?」
 ボクと顔を合わせないために──そう言って、神獣はさも面白そうに、あはははと甲高い笑い声を立てた。
 一点の汚れもない白で覆われたその場所で、わたしは力をなくし、膝を崩してへたり込んだ。ぴかぴか輝く床に両手をついて、血の気のなくなった頭をくっつけるほどに低くした。
 ……吐きそうだ。
「キミがボクの前で跪くような真似をするのは傑作だ。そんなに、あの子供の死が堪えたかい?」
 すぐ目の前の床だけを凝視しながら、神獣が口にした単語にピクリと全身で反応する。

 死?
 子供の、死?

「いい加減、現実を見たらどうだい。キミ、今までにもさんざん人の死は見続けてきて、それにはもう慣れきってしまったはずじゃないか。その証拠に、サリナの死も、湖の国の民の死も、テトの街での死も、リリアの死も、護衛の死も、シキの森での死も、すべて難なく乗り越えてきただろう? これほどまでにたくさんの死を経験してもなお、キミはすぐに気持ちを切り替えて旅を続けてこられたじゃないか。今さら、何をそう衝撃を受けるフリをしているの?」
 神獣の声は、本気で不思議そうだった。
「ああ、そうか」
 思いついたように続ける口調は、笑いを含んでいる。
「今回は、あの子供が、キミのせいで死んだと、はっきりしているからかな。でもそれも、今さらじゃないか。キミ、今までにどれだけ、キミ自身の浅はかな判断と、間違った選択のせいで、トウイを殺し続けてきたと思ってるんだい?」

 キミはまた、間違えた──と、神獣は言った。

「あそこで、キミがニコをドヌクに渡していれば、ニコは死なずに済んだよね。間違いなく不幸な生を送ることにはなっただろうけども、十年、あるいは数十年は、生きてはいられた。あるいはそもそも、キミがニコに愛情を向けなければ、あの子供は一人でドヌクの家に戻るような真似はしなかっただろう」
 ──あのね、オレ、綺麗な光る石を持ってるんだ。シイナさまにあげるね。
 ニコの声が、耳元で聞こえるように甦る。
「……油断したね。ずっと、自分には心なんてないと振る舞おうとしていたのにね。ゲーム盤の中に紛れ込んできただけの存在だから、大丈夫だとでも思ったのかな。とにかくキミはあの子供に、情をかけてしまった。その情を受け取って──結果、子供は死んだ」
 床に置いた自分の手が、大きく震えている。噴き出した汗が、びっしょりと顔を濡らした。
 頭の中では、がんがんと神獣の言葉だけがこだましていた。

 わたしはまた、間違えた。

「さあ、どうする?」
 神獣の言葉に、この部屋同様、真っ白になってしまった顔を、のろのろと上げた。問いの意味が、まったく掴めなかった。というより、まともにものを考えることが、不可能だった。
 部屋の真ん中、ふかふかの椅子に埋もれるようにして座る神獣は、まっすぐにわたしに視線を向けていた。
 楽しそうな笑みを浮かべて、まるで裁判官が、目の前の罪人に、自らの処遇をどうして欲しいかと訊ねるかのような目つきで。

やり直す(・・・・)?」

 その瞬間、わたしが跳ねるようにビクッと身じろぎしたのを見て、神獣がまた可笑しそうに声を立てて笑った。
「簡単じゃないか。キミは、『何もしない』、それだけさ。何もしなければ、トウイは確実に死の運命に飲み込まれる。そうすればまた狭間に戻って、キミは選べる」
 扉を開けるか、帰るか。
 神獣は歌うように滑らかに続けた。
「扉を開ければ、キミはまたトウイやニコに会えるよ。まあ、次の扉で、リンシンの企みが今回のように上手に進んでいるとは限らないから、テトの街では会えないかもしれないけれどね。でも、グレディールの街にはいるだろうから、キミはまたそこで、生きているニコに会える」

 グレディールの街で──
 ドヌクの元で、虐げられながら暮らすニコ。暴力に怯え、疎外に傷つき、それでも明るさを失わずに毎日を懸命に生きるニコ。
 愛情に飢え、自分の身を張ってでも友達を助けようとする、あの愛しい子供に、また会える。
 強い眼差し、屈託なく首を傾げる仕草、無邪気な笑顔が、また見られる。やわらかな身体、小さな小さな手、温かな感触を、また、すぐ近くに。
 今のトウイを失い、扉を開けたなら。

「……っ!」
 喉から溢れだしそうになった叫びを強引にすり潰し、わたしはまた床に勢いよく突っ伏した。冷たい床に自分の額を強く押しつけ、両手を爪が食い込むほどに握りしめた。
 抑えようとしても、苦悶の呻きが唇から洩れてしまうのだけは、どうしても止められなかった。
「何をそんなに迷うことがあるんだい? キミは今までそうやって、何度も何度も、繰り返し、やり直してきたんじゃないか。扉を開けて、それまでのことをすべて 『なかったこと』 にして。キミが見殺しにしたたくさんのトウイたちのことを記憶の底に沈め、素知らぬ顔で、何も知らない新しいトウイの前に立ってきた。そうだろう?」
 リセットして、やり直し。
 わたしのことも、わたしの罪も、何も知らないトウイの前に立ち、素知らぬ顔をし続けてきた。
 そうだ、トウイは、何も知らないから、わたしのことを 「仲間」 だなんて言えるのだ。あんな風に笑えるのだ。わたしの愚かさ卑怯さを知ったなら、決してあんなことは言えない。
 言えるはずがない。

 ──そばにいる、なんて。

「今度もまた、同じようにすればいいだけさ」
 また扉を開けて、グレディールの街で会う 「新しいニコ」 は、わたしのことを知らない。一緒に計算の勉強をしたことも。いつも手を繋いで寝ていたことも。
 紙飛行機を見て、目を輝かせていたことも。
 別の世界で、わたしがニコを死に追いやったことも。
 また、同じだ。
 何度──何度、同じことを繰り返せばいいのか。大事な人たちを、騙し、欺き、見捨てて、どれだけ罪を重ねれば、正しい答えに辿り着けるのか。どうして、どうして、わたしは、毎回。
 どうして。
「それともやっぱり、キミはトウイの命を最優先にするのかな。もちろん、それがプレーヤーとして、最良の選択ではあるけれどもね。大体、草原地帯に行くと決めたのも、それが理由だったんだろう?」

 リンシンさんは、いずれ、大きな災厄をこの国にもたらす。わたしは、それを 「知って」 いる。
 災厄が育ちきる前に止めようとするのなら、わたしは彼を追うか、旅をやめてすぐに引き返さなければならなかった。王ノ宮と神ノ宮に向かい、警告し、カイラック王に自分が見てきたことのすべてを話して、すぐさま対応をとるように促すべきだった。
 そうしなかったのは、リンシンさんが、異世界人の血を半分引いた、「この世界の理から外れる存在」 であったからだ。
 リンシンさんは、トウイは殺さない、と言った。この世界の運命に縛られない彼なら、彼が起こす災厄も、トウイは巻き込まれずに済むかもしれない。わたしはそれに賭け、リンシンさんを放置して、草原地帯に向かってトウイを生かすすべを探るほうを選んだ。
 この国と、この国に住む人たちに降りかかるかもしれない苦難から、目を逸らして。
 そこから、間違えていたというのだろうか。
 でも……でも!

「そうか。キミは結局、ニコを見捨てて、トウイの命をとるんだね? それもいいさ。誰が死んでも、ニーヴァが滅びても、キミには関係のないことだもの」
 胸の中で決定的に崩れていくものがある。わたしは頭を抱えて身を縮こまらせ、震えながら、その音を聞いていた。
「ボクの守護人、次はどのゲームの駒を犠牲にしようか?」
 神獣の笑い声は、止まらない。



          ***


 宿屋の廊下で、わたしはぼんやりと座り込んでいた。
 どうやって最奥の間を出たのかもよく覚えていない。気がついたら部屋のドアに寄りかかり、虚ろな目で薄汚れた石の壁を見つめていた。
 あれから、どれだけ時間が経過したのかも判らない。目も耳も、ものを認識したり音を聞き取ったりする働きを、すっかり放棄してしまったようだ。
「……シイナさま」
 誰かが、わたしの前に立った。
 何も考えられなくなった頭をゆるゆると動かし、目を上げる。
 固い表情でこちらを見下ろしているのはトウイだった。赤茶色の瞳がいつもよりもやけに赤い。そうか、白い部分がひどく充血しているからか、とかろうじて意識の片隅で思う。
 まるで、泣いた後みたいだね、トウイ。
「シイナさま、ちゃんとニコを見てやってください」
 強張った声が投げつけられる。わたしは無感情な目で彼を見返し、黙り込んでいた。
「弔いをする前に、最後の別れをしてやってください」
「…………」

 最後の、別れ?

 こちらに向かってくるトウイの視線から、わたしは顔を背けた。
「……いやです」
 呟くように返すと、トウイがもう一度、今度は強い口調になって、「シイナさま」 と名を呼んだ。
「いやです」
 わたしも強い調子で繰り返した。ここから動かない、という意志を示すため、膝を抱えた両手に力を込めた。
 すぐ前から伝わる空気がはっきりと険悪になるのが判ったけれど、わたしは頑なに口を引き結んだ。
「シイナさま、ニコは──」
「いや」
 その途端、いきなり、自分の身が浮いた。トウイが両手を伸ばして、わたしを担ぎ上げたのだと気づくまで、数秒かかった。
 トウイは荷物のようにわたしを肩に担いで、すたすたと隣の部屋へと足を動かしていく。わたしは身を捩り、ばたばたと足を振り回して暴れ、抵抗した。
「いや!」
「いいから、来い!!」
 わたしの拒絶の声よりもずっと大きな声で、トウイが怒鳴った。



 部屋の中には、泣き腫らした顔のミーシアさん、沈痛な表情をしたロウガさん、暗い目を宙に向けたハリスさん、いつの間にか戻ってきたらしいメルディさんがいた。
 ──そして、彼らが囲んでいるベッドには、幼い亡骸。
 トウイは、そのベッドの傍らに放り投げるように、わたしをどさりと下ろした。
 後ろから、力強い手ががしっとわたしの両肩を掴む。
「ちゃんと見てやれよ! ニコは最後の最後まで、あなたのことを気にかけてたんだ! 目を閉じる前、ニコが口にしたのはあなたの名前だったんだぞ!」
 もの言わぬその子供を前にして、わたしは混乱の極致にあった。全身の激しい震えで視界が揺れ、頭から水を被ったように汗が止まらない。後退したくても、トウイの手が断固としてそれを許してくれなかった。
 真っ青な顔で、首を横に振る。人形にでもなったようだ。ただ、ゆるゆると機械的に動かすことしかできない。
 ニコはまるで眠っているかのように安らかな顔をしていた。今にも、ぱちっと目を開けて、おはようシイナさま! と元気に挨拶しそうだった。

 死んだなんて、嘘でしょう?
 からかうのはやめて、起きてよ、ニコ。
 いつもみたいに、笑って。

「別れを言ってやってくれ。……頼むから」
 絞り出すように、トウイが耳元で囁く。
「ニコは帰りたがってたんだ。早く戻らないと、シイナさまが心配するって。でもシイナさまに心配されるのは、本当は嬉しい、心が温かくなるって、そう言ってたんだ」
「──……」
 突然、わたしの目から、涙が溢れだした。
 塞がっていた喉が開き、嗚咽が漏れる。一旦漏れたら、止まらなくなった。
「ニコ。……ねえ、ニコ」
 震える手で触れてみた身体は、もう冷たい。どうしてこんなに冷え切ってしまったの。いつもわたしの隣で、ぽかぽかとした熱をもって寝息を立てていたのに。
「ニコ……ニコってば。ねえ! 起きて!」
 揺すぶっても、ニコは目を覚ましてくれなかった。わたしの手の動きに合わせて、小さな身体がぐらぐらと揺れるだけだった。何度名を呼んでも、ニコの目は閉じられたまま。
 もう二度と、笑ってはくれない。
「ニコ! いや! どうして……どうしてよ!」
 繰り返し繰り返し、ニコの名を呼び、身体を揺すり、泣き叫ぶわたしを、背後からトウイが抱きすくめるようにして押さえつけた。
「シイナさま、ニコは」
「どうして! いやあっ!」
「ニコは、あなたの愛情で、救われたんだ」
「うそ!!」
 わたしは絶叫した。
 トウイの手を振りほどき、ニコの小さな身体に覆い被さった。腕の中にすっぽり入る子供を抱きしめ、冷たい頬に自分の頬をすりつける。
 声を限りに、号泣した。
 嘘、嘘、嘘だ!

 この世界のどこにも、救いなんてない!


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