短編13

オマモリ様(2)




 二学期の始業式の日、俺は 「それ」 を見た。
 全然まったく見たくもなかったのに、目に入ってしまったのである。朝、教室に入って、「夏休み中は何してたー?」 とはしゃぐクラスメートたちの声を耳に入れながら、今日しなければいけないことの予定を漫然と頭の中で組み立てている時に、本当になにげなく、「それ」 は俺の視界に入ってきた。
 一瞬、呼吸を忘れた。
 どうせなら、絶世の美女を見つけた時や、可愛い女の子に一目惚れした時にそういう表現を使いたかったが、あいにくこの時俺の息の根を止めそうになったのは、そんな良いものではなかった。
 ……斜め前方の席にいる、女の子。

 その右肩に、人間が乗っている。

 人間。人間だ。筋肉ムキムキの男や相撲取りでもないのに、肩に人間を乗せることなんて可能なのか、などという次元の話ではない。その人間は、そもそも普通の人間ではなかった。全長が、乗せている女の子の頭のてっぺんから首の根っこまでくらい、という大きさ。とにかくサイズが小さい上に、ほんのりと背景が透けて見えるほど、実態が今ひとつ定かではなかった。
 幻覚だ。
 当然、俺はそう思おうとした。疲れが溜まっているのかな。寝不足気味なのかもしれない。とにかく、見間違いだ、と。
 椅子に座った自分の上半身がぐらりと揺れそうになるのをなんとか押しとどめ、深呼吸をし、二、三度パチパチと瞬きをする。下を向いて、すーっと息を吸って、ふうーと息を吐きだし、もう一度顔を上げた。
 しかし、「それ」 はやっぱり、そこにいた。
 その小さな人間は、サイズその他を別にするなら、普通に人間としての形をしていた。どこかがどろんと溶けているとか崩れているとか、そういうことはない。今にも獲物を狙って食い殺そうとばかりに目だけが爛々と金色に光り輝いているとか、凶暴そうな牙が皮膚を破って外に飛び出ているとか、そういうこともない。顔だけ、だったり、手だけ、だったりしないだけマシかもしれない。もしもそんな外見だったら、俺はまず間違いなくその場で卒倒していただろう。
 さらりと背中まで垂らした黒髪。着ているものはどう見ても、正月や成人式の日くらいしか見ることのないような、朱色地の着物だ。足には足袋や草履まで履いて、友達とお喋りしている女子生徒の肩の上にちょこんと乗っかっている。
 髪とか着物とか、いかにも冷静に観察しているみたいだが、正直、この時の俺はほぼ金縛り状態だった。逃げたいのだが身体が動かない。怖くて。なかなか視線も外せない。怖くて。
 ぎしぎしという音が出そうなほどの不自然な動きで、俺はようやく自分の腕を持ち上げることに成功した。ロボットのようにぎこちなく、自分の眼鏡を外し、これまたぎこちなくポケットから取り出したハンカチでレンズを拭く。眼鏡に汚れが付いているか、曇っているかなのだろう。なんか変なものが見えるのはそのせいだ、きっとそうだ。はははははははは。
 ぴくぴく引き攣る唇の端をわずかに上げて、一心不乱に眼鏡レンズを磨く俺の周りでは、クラスの女子たちが、「黒瀬君が眼鏡を外してる」 とさわさわ囁き合っていた。そうかそうか、眼鏡なしの俺がそんなに珍しいか。どう考えてもそんなのより異様に珍しいものがこの教室内にいる、という点については、なぜ誰も気にかけないんだ。
「よー、なんだよ、朝からフェロモン振り撒いちゃって」
 そう言いながら近づいて来た友人の草野が、俺の前の空いている席に座った。
 バカめ。フェロモンがどうとか言っている場合か。そんな目には見えないものにイチャモンをつけているヒマがあったら、見たくもないのにくっきりと見えてしまう妙なものに注意を払え。
 俺は眼鏡を再びかけ直すと、目の前の草野に顔を向けた。よし。こいつの肩には何も乗っていない。俺の知らない間に、小さな人間に見える何かをペットにして肩に乗せるのがブームになった、などということはないらしい。
「なあ」
 少し抑えた声を出す。腹に力が入らないため、勝手にそういう声になってしまうのだが、そもそも鈍感なところのある草野は、まったく気づかないで、「うん?」 と呑気な顔をした。
「あそこにいる女子なんだが」
 あくまであちらには気取られないように、こっそりと顔を寄せて目線で指し示したのに、草野はやっぱりまったく気づかないで、また 「うん?」 と言いながらそちらを堂々と振り返った。やめろこの馬鹿。あっちがこっちを向いたらどうする。女子生徒のほうはともかく、あの変なものがぐるんと首だけを廻してこっちを向いたりしたら、俺はこれから毎晩悪夢にうなされる自信がある。
「今、喋ってる子? あの子がどうした? えーと、なんつったかな、は……はにゅう……」
「羽生可奈子」
 じれったくなって、代わりに答えてやる。断っておくが、俺が彼女の名前をすぐに出せるのは、もともと気にかけていた、などという理由ではない。「努力しているようには見えないのに頭が良くて記憶力に優れている」 が鉄板の眼鏡男子を演じている俺としては、クラスメートの名前なんて、一秒も迷わずにすらすらと口に出せて当たり前だからだ。毎年、クラス分けがされると同時に、俺が同じ教室にいる人間の顔と名前を必死で暗記している、という現実は、この際どうでもいい。
「あー、そうそう。あの子が、どうか?」
 草野はどこまでものほほんとした口調で、羽生のほうを振り返りながら、首を傾げている。あの子が、どうか? じゃないんだよ! どうかしてるのはあの子じゃなくて、あの子の肩の上にあるものだ!
「肩に」
「肩に?」
「……何か、乗ってるだろ?」
「ほえ? 何かって? ゴミがついてるとか? お前よく見えるなー」
「…………」
 感心するように言う草野を見て、確信した。いや、あれに気づいた時から薄々判ってはいたんだが。そもそも、羽生は今、普通に屈託なく笑いながら友人とお喋りしていて、その友人のほうだって普通に明るくそれに対して返事をしているのだから。

 ──あの小さな人間が見えるのは、俺だけなんだ。

 ここで俺は素早く結論を出した。
 あれは気のせいだ。なんとなく人間に見える蜃気楼か何かだ。そうに違いない。俺だけに見えてしまうのは、角度の問題とか、光線の加減とか、きっとそういう問題だ。よくは判らないが科学的に証明できるものであって、決して俺に霊感があるなどということではない。そんなものがあってたまるか。
 他の誰にも見えない、のなら、俺にも見えない。それでいいじゃないか。物体や物質は見えなければ認識されない。認識されないものは存在しないも同然。論理的だ。要するにあれは存在しないのだ。視界に入らなければ見えない、それで問題ない。
「……なあ、お前、なんかちょっと顔色悪くない?」
「問題ない」
 今さらになって心配そうに俺の顔を覗き込む草野に、俺は指先で眼鏡を押し上げながら、素っ気なく返した。
 そうとも。問題ない、問題ない、問題ない。
 小さな女の 「霊」 なんて、俺には見えない!


          ***


 そうやって自分自身の視覚を偽り、羽生のほうには顔を向けないようにする、という消極的かつ現実逃避的な対処法でなんとかこの二週間あまりを乗り切ってきたというのに、どうしてよりにもよって吉鉄が目をつけたのが羽生なんだ。書記がどうのなんて問題はともかく、どうしてこの俺が、ずっと避け続けていた羽生と、わざわざ向き合って話をしなければならないんだ。おかしいだろ。意味が判らない。俺が一体どんな悪いことをした。

 よりにもよって、あの小さな女の形をした何かに、話しかけられてしまうなんて。

 教室を飛び出し、トイレに行って朝食べたものをすべて吐いた俺は、そのまま保健室へと直行した。もう授業なんてどうだっていい。皆勤賞も、教師から寄せられる信頼も、クソ喰らえだ。気分が悪いのももちろんあったが、それよりも、あの霊がいるのと同じ場所にいるのはもう耐えられなかった。
 保健室の養護教諭は、俺を見て、驚いたように目を丸くした。
「あら黒瀬君。あなたが保健室に来るなんて珍しい」
 珍しいも何も、はじめてだ。クール系眼鏡男子は、他人に自分の弱っているところを見せたりしないものだからである。
「すみません、気分が悪くて。少し休ませてもらいたいんですが」
 実際に顔色が悪かったのもあるだろうし、真面目な副会長が、仮病でサボりなんてこともなかろうと思われたのか、すんなり許可は下りた。
 白いシーツのかけられた保健室のベッドに潜り込みながら決心する。今日はもう絶対に教室には行かないぞ。早退するか、一日中ここで寝ていよう。眼鏡男子は実は病弱、っていう設定を新たに作ればいいじゃないか。
 半分以上混乱した頭のまま、一時間目はそうやって保健室のベッドでじっとして過ごした。目を瞑ると、あの女の顔が脳裏に甦る。客観的にはけっこう美人だった、かもしれないが、怖いものは怖い。よく知らない念仏を唱えたり、指で十字を切ってみたりした。誰か霊に有効な対処法を教えて欲しい、今すぐ。
 授業終了のチャイムが鳴ると、養護教諭が控えめにカーテンを引いて顔を見せ、「どう? 少しは気分が良くなった?」 と問いかけてきた。
「いえ、あまり……」
 俺はベッドに上半身だけを起こして、気だるくそう答えた。額に手を当て、眼鏡を外した切れ長の目を伏せつつ、思わしげなため息をつく。
「そう……じゃ、もうちょっと様子を見ましょうか。一応、担任の先生に話をしてくるわね」
 養護教諭は少しだけ頬を赤らめながらそう言うと、パタパタとスリッパの音をさせて保健室を出て行った。どうだ、俺の上っ面の魅力。独身女教師もイチコロだ。実際に女の子と付き合ったことはないけどな。そろそろ彼女が欲しい。
 とにかく今日一日はこうやって逃げ切るとしても、明日からはどうすればいいんだ、と暗澹とした気持ちになりながら、ふーと深い息を吐きだして再びベッドにごろんと寝転がる。今までのように見ないフリを続けていくのは可能だろうか。いっそ転校したいのだが、親父は地方公務員だから、転勤はあってもすべて県内なんだよなあ。
 その時。
「こんにちはあー」
 という間延びした声とともに、さっき養護教諭が閉じていったカーテンが、しゃあっと勢いよく開けられた。
「大丈夫ー? 黒部くん」
 そこに立っている姿を見て、俺は寝転んだままの体勢で息が止まりそうになった。
「黒瀬だ、可奈子。それから、異性が寝ている場所に、そのように無遠慮に立ち入るのはよくない」
 羽生の肩に乗った小さな女が、自分がいちばん非常識な存在のくせに、なんだかやたらと常識的なことを言って窘める。
 俺に、もう逃げ場所はなかった。


          ***


 こんな状況だというのに、羽生はいつもと変わらず、ほわほわとした顔つきで、一人だけ陽だまりの中にいるようににこにこと微笑んでいた。俺はそれが、逆に怖かった。なんでこの場面でそんなに落ち着いているんだ。これはアレだろ、ニコニコした善人が、いきなり豹変して人食い鬼かモンスターに変貌するパターンだろ。さては、俺が 「見える」 ことを知って、口封じに来たな?
「黒田くんには、この子が見えるんだよね?」
「見えない」
 のほほんと問いかけられた羽生の質問に、俺は強張った顔のままソッコーで返した。また名前が違ってる、などという問題はこの際些細なことなので無視することにする。
「私の声も聞こえるんだろう?」
「聞こえない」
 女の霊の問いかけにもソッコーで返した。「聞こえているではないか」 という呆れたような独り言も、これまた無視する。
「見えるんだったら、事情説明くらいはしておいたほうがいいかなと思って」
 見えないって言ってるだろ。事情説明なんて、心の底から望んでない。俺はただ、変なものとは関わりたくないのである。望むのは唯一それだけなのである。頼むから巻き込むのはやめてくれ。

「あのねえ、夏休みに、おばあちゃんちに行ってねえ」

 見えない聞こえない聞きたくないと俺が切に願っているというのに、羽生は近くにあった丸椅子をゴトゴトと引っ張り寄せてすとんと腰を下ろすと、勝手に事情説明とやらをはじめてしまった。なんなんだお前は。
 俺は腕を組んで防御態勢を固め、せめてその声を自分の心から遮断させる努力をする。本当はベッドを飛び出してすぐにでもこの場から逃げたいのだが、もしも羽生が女を乗せたまま床に足も着けずにすーっと移動して俺の背後に迫ってきたりしたら、と思うと、恐怖でそれも出来なかった。
「あ、そのおばあちゃんちっていうのが、すっごく田舎にあってね。周りは山ばっかりで、近くには透明な川もあって、綺麗なところなんだけど不便なんだー。なにしろいちばん近くのお店まで車で三十分もかかるし、コンビニもないし、夜になると真っ暗でなーんにも見えなくて」
「…………」
 羽生は肩に乗っけている何かについての事情説明をしているはずなのだが、「おばあちゃんちがいかに山奥の田舎にあって綺麗だし清々しいし空気が澄んでいて心が洗われるんだけどやっぱり不便」 という部分を、延々と時間をかけて力説した。ちょっと苛々しかける気持ちを抑え、明後日の方向を向いて知らんぷりを貫く。俺には関係ない、関係ない。
「それで川には魚が」
「本題はそこではないだろう、可奈子」
 長々とした羽生の話を遮り、肩の女が注意をする。少しほっとした。
「あ、そうそう。それでね、その田舎には大きな森があって、その森の手前には、ずーっと昔から、小さな祠があるの」
 思わずびくっとする。祠って何だ。いわゆる呪いの祠とか、そういう話か。やめろ、俺は聞かないぞ。
「大分古いものなんだと思うけど、正確なことはよくわからないんだって。木で出来てて、その木もすっかり色が変わって、あちこち腐っちゃっててね。周りを縄みたいな……注連縄っていうの? そういうので囲んであるんだけど、でももうそれもボロボロになっちゃってて」
 それにしても、その緊張感のない話し方は、どうにかならないのか。いや、いいんだ。どうでもいい。聞かない。俺には関係ない。
「これ、もうちょっと綺麗にしたり、新しくしたらいいんじゃないかなあって、小っちゃい頃から思ってたんだけど、そこの住人でもないわたしが口出しするようなことじゃないじゃない? だからねえ、せめてお供え物をしてあげようと思って、おやつの残りを持って行ったり、お花を摘んで持って行ったりしてたんだー」
「蝉の抜け殻のこともあった」
 美談になりかけていた羽生の話に、肩に乗っている女が淡々とした口調で水を差す。蝉の抜け殻を供え物に……よくよく考えてみたら、おやつの 「残り」 を持っていくのもどうかと思うよな。
 はっ。いや、俺はこんな話、聞きたくはないんだけどな!
「それは小学生の時の話でしょー。わたし、抜け殻集めるの好きだったから、持っていったら喜ぶかなーって」
「私は虫は好きではない」
「食べない?」
「食べるか」
「でも蝉って食べられるらしいよー」
「私は食べない」
「美味しいのかなあ? どうやって食べるんだろ」
 おい、話がズレてるぞ! それにたとえ蝉を食べる文化があるとしても、抜け殻までは食べないと思うぞ!
 咄嗟に動かしかけた口を慌てて閉じる。ここで突っ込みを入れたりしたらあっちのペースだ。クールに無視。そう、クールに、クールに。
「それでなんだっけ、あっ、そうそう、そうやってわたし、おばあちゃんちに行った時は、必ず祠にお参りして、ついでに成績アップのお願い事とかしてたんだけどー」
 神社か!
「今年の夏休み、祠に行ったら、周りを囲んでた縄が切れかかってたんだよね」
「…………」
 突っ込まないぞ。
「あーこれいよいよまずくない? って感じだったんだよ。それで、切れかかってるところをもう一度結んじゃえーって思って」
「…………」
 突っ込んだりするもんか。
「努力はしたんだけどねえ。わたし、自分があんまり器用じゃないこと忘れてたみたい。あれこれやってるうちに、縄がぶちーんって切れちゃって。あはは」
「…………」
 突っ込ま……
「そうしたら祠の中からぼわーんって何か白いものが出てきて、気がついたら肩にこの子が乗ってたんだー」
 無理だ! 突っ込まずにいられるかああっ!!
「そんなマンガみたいな話があるか!」
「果実はマンガよりも木梨だよ、黒木くん」
「事実は小説よりも奇なりだろ! ひとっつも合ってない上に、意味もわかんねえ! それから俺の名前は黒瀬! ていうかお前、ホントにこの学校の生徒か!」
 吉鉄は 「ポヤーンとした見た目のわりに、中身はマトモ」 とか言っていたが、絶対嘘だろ! こいつ間違いなく、吉鉄よりも変人だ! この開静高校は偏差値が高いことで有名な学校なのに、どうやって紛れ込んできたんだ?!

「つまり、可奈子は期せずして、祠の結界を壊してしまったわけだ。いくら弱っていたとはいえ、通常、ちょっとやそっとではあの縄は切れないはずなのだがな。結界が壊れたので、祠の中に閉じ込められていた私も外に出ることになった。そういうことだ」

 肩の女が、羽生よりもよっぽど簡潔にまとめてしまった。
 しかし、そういうことって、何がどう、そういうことなのかよく判らない。結局あんたは一体何なんだと思うのだが、祠に封印されていた悪霊だ、とか平然と答えられたら俺の精神がもちそうになかったので、聞かないことにした。
 こわごわ、着物の女に目をやりながら、ベッドの上で少しずつ後ずさる。
「……で、そんな風に、祠の結界を壊してしまった羽生に取り憑いてる、と」
「別に取り憑くつもりはなかったのだが、可奈子が、こうして会えたのも何かの縁だから仲良くしよう、と言うのでな」
「だって、可愛いよねえ? 小さくて」
 もしかして、それは俺に同意を求めてんのか。にこにこしながら首を傾げるな。姿かたちはともかく、存在自体が、可愛い、とは俺にはとても思えない。でも、正直にその感想を口にして祟られたりしたらイヤなので、黙っていることにする。
「そういうわけで、それ以来一緒にいるんだけど、みーんな、この子の姿が見えないみたいなの。だから黒……瀬くんが、はじめての人。やっと共通の話が出来る人に会えて、わたし嬉しい」
 俺はまったく嬉しくない。しかし祟られるのがイヤなので以下略。やっと俺の名前を覚えたのはいいが、「はじめての人」 という表現はちょっと動揺しそうになるからやめろ。
 羽生はにっこり笑って、まるで友達を紹介するかのように言った。

「わたしは、『オマモリ様』 って、呼んでるんだよ」



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